身体使いで、職人技を次世代に伝える
手当て師 あまるめ仁志 です。
青葉まつりも終了して、静けさを取り戻した仙台。
…
午前中は高校時代からの友人が来処。
お菓子作りの職人である友人。
多忙な時期は頸の疲労で苦しむ事があると言うのです。
頭は重たい。
だから、頸を倒しての作業があるから仕方ない事なのかな?というのですが…
それ、必ずしもそうではない!という事を伝えるべく、身体の稽古をしてみたんです。
簡単に言うと、身体感覚がちゃんと現れていて、背骨と頸が繋がると頸は強くなる。
それを、頭を押して頸で耐えてみることで、確認してみます。
普通の身体使いだと…
頸の緊張で必死に耐えるしかありません。
押している方も、力みが入り息苦しさがある。
次に、身体に氣が集まる型を取り、さらに補助として竹の棒を持ってもらい、背骨の感覚をより引き出す。
身体が馴染んできたら、頭を押してみる…
すると、今度は頸で耐えるという感覚から、身体全体で受けている感覚に変わったのです。
押している方も、力みがなく押せて息が楽なんです。
驚く友人。
してやったりの、手当て師(笑)
頸と背骨の感覚が繋がると、頸の筋トレしなくても身体が変わったのです。
これは1つの例ですが、でもこうやって身体使いが変わる事で、身体を壊さずに仕事をする事も充分可能。
歯を食いしばり、身体を酷使してはダメなのです。
この身体の稽古の後は、手当てして身体を整えて、午前中の手当て終了。
AIが人の代わりに仕事をする時代ですが、私は身体を使った職人技は必ず残ると確信してます。
それは、職人が身体を尽くして作ったものには、機械では遠く及ばないものがちゃんと在るからです。
でも、身体を護りながら仕事を続けるためには、身体の稽古はとても大切だと思います。
職人技を、次の世代に伝えるためにも。
手当てでできる事を、今後も模索していきます。
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