佳さのある手

佳さのある手

手当ては誰にでも出来る。
手を当てればいいのだから、手があるなら誰にでも出来る。

でも、それは良くも悪くも、含めての話。
息が詰まる手も、感覚奪う手も、寄り掛かかる手も含めての話。

感じてみれば、息が詰まり感覚が奪われる手は、手当ての手じゃないとわかる。

当てた手に佳さがあるか、そう問うてみる。
そこに身の佳さが無ければ、どうすれば佳い手になれるか苦心していく。

省みること、恥じること、試すこと、工夫すること、自覚すること、自分自身の嘘に氣付くこと。

それが稽古を生み出し、手当ての手を育てていく。

稽古を続けていくのは大変なのです。
努力も必要とするのです。

でも、身体と共に生きて行きたいなら、佳い手で手を当てたいなら、
稽古で掴むより他はありません。

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