手を腕を改める

手を腕を改める

先日の月一の稽古会では、練り手を2つ追加して、その中に働くべき事をいくつか明示した。

手や腕の扱いがあまりにも無配慮すぎる、その事をまずは嫌というほど知っていく必要がある。

なんで無配慮がイカンのか?についても身体で確かめてもらった。

己の身だけでなく、他者の身にも影響がある事実を知って、各々どう感じただろうか。

なぜ立ち居振る舞いが大切にされていたのか、なぜ箸の扱い方を躾けるのか。

そんな事にも氣付いて頂ければいいのだが。

稽古の後半には、感稽古。

身体の異化感を馴染ませていく手の稽古と、調和の握手の稽古を。

他者と共に行う感稽古は、受ける側もする側も、身を正して行う必要がある。

お互いに大切な稽古であるし、身に無配慮な行動をすると、場が崩れていく。

無配慮も無自覚なものであり、でも無配慮はあっという間に生き物の身体を潰す。

稽古でやった事を、各々の生活でよく感じ直してみてほしい。

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