７月の集団稽古にて
身体を整える手当て師 あまるめ仁志 です。
先日は手当て稽古生の集団稽古。
前半は手指と運動性、止まってる身体と動いてる身体などについて稽古をしてみました。
手指は不思議なもので、運動性を持っていて、それは武術などの型稽古でも使われています。
そんな事を題材にしながら、指の運動性をそれぞれ確かめてみました。
感覚が分からない、捉えられないと言いながら、少しだけアドバイスをすると、みんなそれぞれに感覚を拾えるようになって来ました。
また、身体の止まっていると動いているの稽古は、手当てではとても重要な処なので、切り口を変えながら幾つかの稽古をしてみました。
左右の肩甲骨へ手を当てて、感覚の動きを出すまでをやっていただきました。
後半は、手当ての実習として、今回は肝臓の手当てと背骨に氣を通す手当てをしていきました。
ここでも、要になるのは感覚です。
手当ては手順ややり方を覚えても身体の役に立たないと言う事を、
集団稽古で稽古している皆さんは嫌と言うほど味わうことになります。
最初は落ち込む事もありますし、あまりに感覚が捉えられない事に焦る事もあるでしょう。
それでも、続けて集団稽古に参加している方々は、不思議と感覚を捉え始めています。
最後は、合掌についての体験と大切な課題をお伝えして、７月の集団稽古は終了。
来月もまた稽古していきましょう。
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