踵を踏む
身体を整える手当て師 あまるめ仁志 です。
踵を踏む
足の感覚は、身体を整える上でもとても大切です。
その中でも、とても重要な踵。
ふだん靴を履いて生活していると、この踵の大切さが分からなくなってしまいます。
踵は立っていても、歩いていても、座っていても働いていて欲しいのです。
足半草履をはいて生活してみたりして、踵の感覚を掴んだら、椅子に座っている時も踵を使ってみます。
椅子には深く腰掛けず、浅く腰掛け坐骨は立てて座ります。
その時、脚は投げ出さず足裏を床に付けて、踵の位置はお尻の下に近い処に置きます。
爪先は床を軽く掴んだまま、踵を感覚的に踏み込むようにすると、腰のチカラと繋がりが出てきます。
この感覚は、立つ歩く座る、全ての場面で大切です。
踵を踏む事で、腰にチカラが入るようになります。
腰抜けだと、簡単に腰を痛めますし、そもそも腰を治そうと弄っても、踵と腰が分からないならまた痛めるだけです。
踵を踏む。
とても大切な感覚です。
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