手の内

身体を整える手当て師あまるめ仁志です。

手の内。

得物を使っての稽古をすると、その意味がとてもよく分かってきます。

手の内を見せるな、とはよく言ったものです。

得物の扱いにおける手の内というのは、手の形や握り方という見方もありますが、

その内に現れてくるものが、大切だったりします。

それこそ、手の内から身体全体、そして周りの風景までも関わって行きます。

いずれにせよ、手の内の向かう先も身体の感覚なんだと。

手の内の型から入って外を知り、外から内を観て知り、また外に戻る。

その時には、外の風景が全く変わっている事に氣が付きます。

こうやって身体の感覚と向き合い、内外の観方を変革していく。

それは、活き活きと生きていく路を作っていく事にも、繋がります。

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